遊心論

明日を夢見る人間信者

よくある質問

どうも、遊心です。

 

最近僕の質問箱でよく聞かれる内容があります。今回はそれらの質問に対する解説をしていきます。

Twitter上などで以前にも話したことのある内容や有識者の人達であれば当然意識しているであろうことを書いているのでわかっている人にとっては面白みの無い内容だと思われますことをご了承ください。

 

質問としては、

 

<装備魔法関連>

 

<終末の騎士関連>

 

<アクセル・シンクロン関連>

 

 

この3つが特に多いように感じます。

 


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というわけで今回はこの3つについて解説していこうと思います。

 

 

 

装備魔法

 

よくある質問内容は「おすすめの装備魔法は?」「〇〇と△△の装備魔法で迷っています。どちらがいいと思いますか?」「装備魔法の枚数は3枚がいいですか?」

このあたりですかね。

順番に答えていきます。

 

 

[おすすめの装備魔法]

 

ありません!

強いて言えば僕が採用しているものがおすすめです。

ゾルデ軸では、イゾルデからドッペルを呼ぶためにどうしても装備魔法を採用しなければなりません。これらの装備魔法はあくまでイゾルデの効果を使用するために採用しています。素引きして強いカードではないです。デッキにあることが仕事と言えます。

採用する装備魔法というのはあくまで素引きしてもマシなカードを選択しているに過ぎない為〇〇は採用すべき!なんて言うことはできません。自分で使い易いと思うものを探してください。

役割としては

  1. 蘇生札などの展開札
  2. デッキに戻りイゾルデのコスト確保

この2つを主に意識するのがいいと思います。

 

[装備魔法の選択]

 

上でも述べたように装備魔法はあくまで素引きしてもマシなものを選択するだけです。

自分が回す中で例えば、装備引きすぎたり調律などで落ちてしまうことが多いなと感じるのであればデッキにもどる装備魔法を選択するというように選んでいきましょう。

 

[装備魔法の枚数]

 

デッキの枚数や採用している戦士族によります。

例えば以前の記事にあるようなシンクロダークのように、戦士族を並べやすく、終末の騎士やダークグレファーといったパワーのある☆4戦士族を採用している場合、イゾルデから終末を出したいと思う瞬間が出てくることがあります。そういうデッキでは装備魔法を4枚入れておくと展開の幅が広がり、強くなる可能性があります。

逆に、イゾルデから出せるチューナーとして屈強の釣り師など、☆1戦士族を採用している場合、釣り師orドッペルしか出さないというような構築であれば装備魔法は2枚のみに抑えるのもありだと思います。戦士族を何を採用しているかで考えてみてください。

また、装備魔法を増やすという選択をする場合当然装備魔法の素引きの可能性も高まってしまいます。装備魔法を素引きする可能性を下げるためにデッキ枚数を増やすという手もあります。

 

 

終末の騎士

 

終末に関しては「落とす先の枚数は?」「そもそも採用するの?」この2つが聞かれます。

 

[終末の騎士の役割]

 

上記の質問に答える前にまず終末の役割について説明します。

終末の役割は主に2つあります。

  1. 増援からチューナーを確保する。1番最初に終末を採用しようと思ったきっかけは手札に「増援+ドッペル」という札が揃った時です。増援はチューナーさえ用意できていれば基本的にドッペルを優先してサーチします。しかし、ドッペルが既に手札にあるのであれば増援はチューナーを用意できる手段であるべきです。元々採用されていた戦士族チューナーはジャンクシンクロンと神樹のパラディオンでした。しかし、ジャンクは墓地に蘇生対象がいないとドッペルを起動できませんし、神樹ではドッペルとセットで握っていても初動にはなりません。手札のドッペルを活かしつつチューナーを用意できる戦士族を考えた時に終末トルドーに辿り着きました。剛炎イヴ型ではイヴを出しつつ展開することがかなり重要なのでドッペルを素材にしつつイヴを出せる終末トルドーはかなり強いです。
  2. 手札コストを用意する。戦士族であることはイゾルデに関係があります。イゾルデの素材というのももちろん1つの役割ではありますが、ここではイゾルデのサーチ先としての役割を重視しています。現在のジャンドの展開はジェットシンクロンが必須です。ジェットシンクロンは自己蘇生効果に手札コストを要求します。イゾルデのサーチによってこのコストを賄おうというわけです。サーチ先としてはジャンクシンクロンも存在しますが、ジャンクシンクロンは2ターン目以降に使うのが強いです。そんなカードをただ手札コストにだけするのはかなり勿体ないです。そこでジャンク以外の戦士族が必要なわけです。基本的には戦士族であれば何でもいいのですが、素引きした時に強いカードは終末以外にはほとんどなく、1の理由とも噛み合うのは終末だけでした。

 

終末の採用理由はこの2つが大きいです。

 

 

[終末の落とし先]

 

終末で落とすカードはトルドーだけだと思ってる方は多いように思います。実際ほとんどの場合はトルドーを落とします。しかし、このデッキではドッペルウォリアーも落として強いカードです。というのも、イヴを出せるなら蘇生札をサーチできるからです。蘇生札があればドッペルが墓地にいることでイゾルデへの誘発貫通ができます。また、ドッペルを落としておくと天輪での蘇生対象が増え、ライザーシラユキの選択をとりやすくなり展開が強化されます。ドッペルを落とすのは余裕がある時やトルドー素引きしている時ですが選択肢としては充分だと思います。

 

[終末の騎士の採用]

 

終末を採用するかどうかは結局それぞれで判断すべきですが、上で述べた理由が終末の採用理由です。必要なければもちろん採用する必要はないです。

 

 

アクセル・シンクロン

 

さて、上記2つはメインデッキに関しての質問と解説でしたが、ここではエクストラデッキに関わってきます。エクストラデッキは15枚しか使えないため1枠であろうとバカにはできません。その貴重な1枠をアクセルに割いていいのかという人が多いようです。そこで、アクセルの使い方を解説していこうと思います。

 

 

役割1:相手ターンシンクロできる☆5シンクロチューナー

 

今のエクストラにはシンクロチューナーは天輪、武力、アクセル、イヴ、コーラル、ライザーと6種類のシンクロチューナーが入っていますが、その中でも相手ターン中にシンクロできる効果を持っているのはアクセルとライザーのみです。ではアクセルが役にたつのはどういう時かと言うと盤面にハリとドッペルだけが残ってしまった時です。その時に妨害を残せます。

 


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画像で見るとわかりやすいですがハリドッペルの盤面で終わった時ライザーだけだとせいぜい☆1落としΩです。

しかし、アクセルがあると相手ターンにΩにするかトリシューラにするか選択することができます。

 

さて、これだけだとバック除去もできるワンマジの方が強いのでは?と思う方もいるかもしれません。アクセルの方が優先される理由が役割2にあります。

 

役割2:チューナー数を追加できる

 

ジェットをまだ使用していない状況に限られますが、アクセルシンクロンを出せればその効果によりジェットを墓地に送ることができます。場のアクセル自身と墓地のジェットでチューナーの数が2体になってますね。

これがアクセルシンクロンの強みの1つです。☆5シンクロにさえたどり着ければチューナーの数が増やせるのが強いですね。

基本的にドッペルさえ用意できてる状況であれば☆1チューナーでも☆3チューナーでもどちらかを用意できれば☆5シンクロには到達できることが多いです。特に剛炎イヴ型では蘇生札を持っているため墓地のチューナーを使えることが多く☆1チューナー+ドッペル、☆3チューナー+ドッペルのどちらかにはやりやすいです。

 

 

役割3:エクストラから用意できる☆1チューナー

 

 

突然ですがジャンドにおいて最も強いあるいは重要ないわゆる強みと言えるカードとはなんだと思いますか?

出してしまえばほぼ無敵なコズミック?

非チューナーをたくさん用意できるドッペル?

 

違います。

 


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間違いなくこいつです。

シンクロ召喚とは「チューナー+非チューナー」これが絶対条件です。(一部例外あり)

天輪の双星道士は自身が「チューナー」であり、効果で「非チューナー」を用意できます。

出せれば更なるシンクロまで必然的につながるカードです。さらにその用意できる非チューナーの数が4体まで増やせます。さらにはドッペルを再利用できるという。

新マスタールールでなければ禁止レベルのぶっ壊れカードです。

 

 

はい、話が逸れましたが要はいかに天輪にたどり着けるかがジャンドを回す上でのポイントのひとつというわけです。

では天輪を出すためには何が必要か。

それは☆1のチューナーと非チューナーです。

似たような効果でありながらゾンビキャリアではなくジェットシンクロンが使われるのはこれが理由の1つでもあります。(たぶん)

長くなりましたが要は☆1チューナーを用意することは非常に重要ということです。

アクセルシンクロンはデッキからシンクロンを墓地に送り、そのレベル分自身のレベルを上げるか下げるか選べる効果です。つまり☆1にするには☆4を墓地に送ればいいわけですね。

え?☆4シンクロンなんて入ってねーじゃん?

なんとアクセルシンクロン、☆5以上を墓地に送ってもレベルが下げられます。そしてその時のレベルは1として扱われます。(説明するとジャッジ確認される裁定No.1)

つまり☆1チューナーが用意できるというわけです。

 

(2020/10/16追記: 2020/10/15より、「アクセル・シンクロン」の裁定変更によりできなくなりました。)

 

なぜエクストラから☆1チューナーが用意できるのが強いのか実戦的に考えてみましょう。

墓地にはジャンクシンクロンのみ、ハリ効果に誘発を当てられ☆1チューナー用意できず、盤面はハリとドッペルのみ...

この状況で星遺物を継ぐものを持っていればどうでしょうか。ジャンクを蘇生し、アクセルを出せれば☆1にすることで天輪に繋がります。(ジェット未使用であれば最終的にコズミックまで可)

これがエクストラから☆1チューナーを用意できることの強みです。

 

 

アクセル・シンクロンの強みを理解していないとルート上で使わないことも多く不要に感じるかもしれません。アクセルを軽視しがちな人が多いように感じたため説明に少し力が入ってしまいましたが、決して無駄ではないエクストラであることを伝えたかったです。

 

 

 

ジャンク・スピーダーの制約が「発動”する”ターン」じゃなくて「発動”した”ターン」なら今頃アクセルの枠はスピーダーになっていたかもしれませんね...