遊心論

明日を夢見る人間信者

新規獲得後のジャンド

お久しぶりです。

ジャンドを使い続けて10年...

かなりまともな新規をもらえて感涙していた遊心です。

とはいえ理想通りの新規ってわけではないのですがもらえてるだけで十分。

シューティングセイヴァーかっこいい...(ポーズ以外)

 

さて、今回はその新規を使った現在のジャンドについて話していこうと思います。

 

というわけで今回話すことは以下のようになります。

 

  • 新規カード紹介
  • 新規カードを用いた展開
  • 現在の構築
  • まとめ

 

 

新規カード紹介

 

新規カード自体は今回それなりの量をもらえてるのですが、全てを紹介するわけではなく現在の構築に採用されているカードに絞って紹介していきます。

 

《スターダスト・シンクロン》


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今回の新規で一番強いと言っても過言ではないとてもいいやつです。

属性・種族・レベル・効果のどれもが優秀で、光属性であることによって「混沌魔龍 カオス・ルーラー」で捲った場合に手札に加えられることに加え、今まで不足しがちだった光属性であるため、「混沌魔龍 カオス・ルーラー」の墓地効果が容易に発動しやすくなりました。

種族は機械族。「スターダスト」名称やデブリドラゴンと少し似ている見た目等の理由からドラゴン族だと思われがちですが、機械族です。シンクロンだからね(ジャンク、サイバース、ヴァレットから目を背けながら)。

この機械族という種族の優秀な点は「幻獣機アウローラドン」の素材になれるというところです。

召喚権を残して「水晶機巧―ハリファイバー」が出せる場合、「調律」やこのカードを隠し持っておくことで「水晶機巧―ハリファイバー」への誘発を貫通しやすくなります。

レベルは☆4。☆4の何が優秀かというと、「アクセル・シンクロン」のレベルを☆1に変更できるようになる点が優秀です。


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さらには後述の墓地効果がある為、「アクセル・シンクロン」をただ☆1にできるだけでなくチューナーの数を増やすことが出来る点が本当に優秀です。

効果は画像の通り。①②どちらの効果も優秀で、②の効果でのサーチ先は後述の「スターダスト・イルミネイト」であり、現在の構築の基盤となるカードです。

①の効果は墓地から使えるとおいしいのはもちろんですが、手札からも発動できることが安定性の面でもとても優秀です。前述の「アクセル・シンクロン」との相性は抜群です。

発動後の制約はシンクロデッキならほとんど気にならず使用できますが、発動してしまった場合「水晶機巧―ハリファイバー」や「幻獣機アウローラドン」を出すことは出来なくなってしまう点は注意です。

 

《スターダスト・トレイル》


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新規その2。

「集いし願い」の中の人こと「スターダスト・トレイル」です。ドラゴン族はこっち。

「スターダスト・シンクロン」から間接的に触ることのできる非チューナーです。

①の効果は、自分フィールドのモンスターがリリースされた場合に発動できる為、「スターダスト・シンクロン」の①の効果はもちろん、「幻獣機アウローラドン」の②の効果にも反応することができます。

②の効果は、ジャンドが待望していた☆1非チューナーに触れる効果です。現在のジャンドの多くは「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」の成立を目指す構築であることが多いのですが、その為には☆1非チューナーに触ることが非常に重要である為、それだけでこのカードは優秀であると言えます。

☆1トークンを生み出す為には素材指定がありますが、その条件を満たせるカードは「アクセル・シンクロン」しか現在は採用されていません。その為、「アクセル・シンクロン」を使用するタイミングが今まで以上に難しくなりました。

 

《スターダスト・イルミネイト》


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新規その3。

「スターダスト・シンクロン」の②の効果のサーチ先になります。

①の効果は基本的には「スターダスト」モンスター専用の「おろかな埋葬」ですが、「スターダスト・ドラゴン」の名前が入ってるおかげでサーチできます。

①の効果で落とす先は基本的に「スターダスト・トレイル」になりますが、状況によって「スターダスト・シンクロン」を墓地に送ることもできます。

②の効果も実は優秀で、「スターダスト・シンクロン」と「スターダスト・トレイル」が盤面に並んでいる場合、このカードがあれば☆7シンクロか☆8シンクロか自由に選べるようになります。また、「スターダスト・シンクロン」を実質☆3チューナーとして運用することもできる為、シンクロ召喚の幅がかなり広がります。

 

以上3枚が現在の構築に採用されている新規カードになります。

次はこれらの新規を用いた展開を紹介していきます。

 

 

新規カードを用いた展開

 

【基本展開】

 

  • 展開条件:「水晶機巧―ハリファイバー」+手札or墓地に「スターダスト・シンクロン」

最終盤面:「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」+墓地に「妖精伝姫―シラユキ」+4ドロー

 

  • 展開条件:「ジェット・シンクロン」+「ドッペル・ウォリアー」

最終盤面:「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」+「シューティング・ライザー・ドラゴン」+墓地に「妖精伝姫―シラユキ」+3ドロー

 

1番基本の展開です。

「ジェット・シンクロン」+「スターダスト・シンクロン」、「緊急テレポート」+「スターダスト・シンクロン」など、「スターダスト・シンクロン」が絡むのであれば組み合わせは多数あります。

ドロー枚数もしっかりあり、墓地にシラユキを確保できる為、基本展開でありながらかなり安心感のある展開になります。☆1または☆3チューナーが用意できる場合は最終盤面に「シューティング・ライザー・ドラゴン」を残すことが出来る為、妨害数の追加も見込めます。

展開はYouTubeで説明していますのでそちらをどうぞ。簡単な構築解説もあるよ。↓↓

https://youtu.be/lfmS22EAaUY

 

 

  • 展開条件:「スターダスト・シンクロン」+「ドッペル・ウォリアー」+手札コスト

 

 

「水晶機巧―ハリファイバー」を使用しない展開です。

誘発貫通力は高くないので他に展開札がない場合に使うルートです。ただし、「亡龍の戦慄―デストルドー」などをセットで引けている場合、「水晶機巧―ハリファイバー」や「幻獣機アウローラドン」に誘発を撃たせて展開できる為、他の展開と組み合わせることで貫通力を大幅に上げることのできるルートです。

 

 

【派生展開】

  • 展開条件:「ジェット・シンクロン」+「スターダスト・シンクロン」+「ドッペル・ウォリアー」

最終盤面:「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」+「シューティング・ライザー・ドラゴン」+☆1トークン×2+墓地に「妖精伝姫―シラユキ」+4ドロー

 

 

初動としては一番強いと言える展開であり、どこに「灰流うらら」を撃たれても貫通して展開することができます。

妨害がなかった場合の展開では、このデッキの最大妨害の展開である、①「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」②「妖精伝姫―シラユキ」③相手ターン中「氷結界の龍 トリシューラ」④「妖精伝姫―シラユキ」の4妨害を構えることができます。展開の中で墓地に次のリソースも確保しながら最大妨害数を取れる展開なので、この3枚が揃った場合には積極的に狙いたい展開です。

 

また、「灰流うらら」を貫通できるという展開なのですが、実際に撃たれたそれぞれのパターンについて検証していきます。うららポイントは以下の5通りになります。

 

  1. 「水晶機巧―ハリファイバー」に撃たれた場合
  2. 「スターダスト・シンクロン」のサーチ効果に撃たれた場合
  3. 「スターダスト・イルミネイト」に撃たれた場合
  4. 「幻獣機アウローラドン」の2体リリース効果に撃たれた場合
  5. 「シューティング・ライザー・ドラゴン」に撃たれた場合

 

  • 「水晶機巧―ハリファイバー」に撃たれた場合

最終盤面:「TG ハイパー・ライブラリアン」+「シューティング・ライザー・ドラゴン」+☆1トークン×2+墓地に「妖精伝姫―シラユキ」+3ドロー

 

 

「灰流うらら」を撃たれて唯一「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」が出ないパターンではあるものの、展開としては十分な妨害数かつドローの中で☆1チューナーを出せるカードを引ければ「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」の成立も目指すことができます。相手が展開系のデッキであればこれで十分勝てる盤面です。

 

  • 「スターダスト・シンクロン」のサーチ効果に撃たれた場合
  • 「スターダスト・イルミネイト」に撃たれた場合

最終盤面:「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」+「シューティング・ライザー・ドラゴン」+☆1トークン×2+墓地に「妖精伝姫―シラユキ」+4ドロー

 

妨害なし時の展開から墓地の「スターダスト・イルミネイト」及び「スターダスト・トレイル」がなくなるだけでそれ以外はまったく同じ展開ができます。

 

  • 「幻獣機アウローラドン」の2体リリース時の効果に撃たれた場合

最終盤面:「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」+墓地に「妖精伝姫―シラユキ」+4ドロー

 

 

基本展開と同じ盤面を作ることができます。「瑚之龍」を使用することでドロー枚数を稼いだり、「シューティング・ライザー・ドラゴン」への「幽鬼うさぎ」等をケアすることができますが、「スターダスト・イルミネイト」の効果を使い「スターダスト・シンクロン」のレベルを☆3に変更することで、「アクセル・シンクロン」から次のターンのリソースを用意しながら「シューティング・ライザー・ドラゴン」を出すこともできます。

対戦相手によって柔軟に展開を変更していきましょう。

 

 

  • 「シューティング・ライザー・ドラゴン」に撃たれた場合

最終盤面:「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」+「シューティング・ライザー・ドラゴン(☆7)」+☆1トークン×2

 

 

「妖精伝姫―シラユキ」に唯一触れないパターンであり、妨害数が極端に減ってしまうものの「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」は成立する展開です。相手ターンでの「氷結界の龍 トリシューラ」を構えることができており、後続も残っている為十分な展開です。

「シューティング・ライザー・ドラゴン」に「精神操作」などを使用され、シンクロ効果を使わざるをえなくなってしまった場合には「混沌魔龍 カオス・ルーラー」を出すこともでき、効果により「妖精伝姫―シラユキ」を落とすことができれば生存率も高まります。

 

 

現在の構築

 

さて、最後となりましたが現在の構築について見ていきます。

 


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メインデッキ

最近ではこの40枚に「三戦の才」を追加して41枚にしたりとマイナーチェンジはよくしていますがベースはこれでいいと思います。

基本的に「スターダスト・シンクロン」を引けている場合は展開できる為最大数の採用です。

「ジャンク・コンバーター」は初動としてよく3枚投入で考える人も多いのですが、このデッキでは初動としてよりは、「ジェット・シンクロン」のサーチ先としての利用の為に採用しており、初動としては少し弱いと考えているため1枚採用にしています。

 

エクストラデッキ

基本的にはシンクロモンスターはルーラー軸の頃とほとんど変わりません。

違いとしては「琰魔竜 レッド・デーモン・アビス」が「リンクリボー」に変化しています。

理由としては次の3点です。

  1. 「ジェット・シンクロン」を初動として運用したり、「リ・バイブル」を墓地に送りエクストラデッキの差を生み出しやすい。
  2. ルーラー軸ほど「混沌魔龍 カオス・ルーラー」を狙いにいかない為、「琰魔竜 レッド・デーモン・アビス」の素材を用意できない。
  3. 「リンクリボー」の②の効果が、「スターダスト・トレイル」や「ドッペル・ウォリアー」と相性が良い。

1に関しては安定感だけでなく貫通力にもかなり貢献してくれます。

 

サイドデッキ

環境によって変わる部分なので細かく変化はしますが、非展開デッキのほうが苦手なことが多いので伏せ割りは多めに採用したいところです。

また、今は採用していませんが、「ブラック・ローズ・ドラゴン」を採用して伏せを踏みにいく手段を増やしたり、P系統のデッキの盤面を荒らしやすくするのもありだと思います。

 

《サイドチェンジについて》

よくサイドチェンジについて質問されるので簡単な考え方ですがここで書いておこうと思います。

大まかに

  • 展開デッキ相手の先攻
  • 非展開デッキ相手の先攻
  • 展開デッキ相手の後攻
  • 非展開デッキ相手の後攻

に分けて説明していきます。

 

・展開デッキ相手の先攻

ここは基本的にメインデッキそのままで問題ないです。

「屋敷わらし」等の手札誘発を入れたくなりますが、展開すれば基本的に勝ちなので展開する札は減らさずに撃たれる誘発を頑張って貫通しましょう。

展開デッキだとサイドチェンジ後は「PSYフレームギア・γ」が採用されていたりするのでそれも意識した回し方にします。

 

・非展開デッキ相手の先攻

「ハーピィの羽根帚」を入れ替えます。

抜くカードの候補は「無限泡影」、「原始生命態ニビル」、「スターダスト・シンクロン」、「抹殺の指名者」等からその時の気分で変えてます。

展開は「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」の成立を第一に目指します。

そうなると必然的に「TG ハイパー・ライブラリアン」による大量ドローが入る為、サイドチェンジで入れたカードも引きにいくことができる為、万が一展開を止められたり、「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」を超えられても持ち直せる可能性があります。

 

・展開デッキ相手の後攻

ほとんどの場合、「緊急テレポート」と「リ・バイブル」は抜いてしまいます。また、指名者2種も全部抜いてしまい誘発を全て投入します。

相手のデッキをサイドチェンジ前に見極め、相手の展開の最終盤面で何が一番きついのか残りの手札で考えてそれを止める誘発の撃ち方を意識しましょう。

 

・非展開デッキ相手の後攻

基本的には伏せ除去全投入、「灰流うらら」以外の誘発、指名者系統を全抜きします。

最近は「神の通告」や「神の宣告」等の召喚無効系の罠が多いので「ドッペル・ウォリアー」や「ジャンク・コンバーター」を何も考えずに素材にして召喚無効を受けないように気をつけて回しましょう。

 

大まかにではありますが、サイドチェンジについてやサイドチェンジ後に意識することについての説明は以上です。

 

 

 

まとめ

というわけで新規獲得後のジャンドについて解説してきました。

まとめとしては、

  • 新規のおかげで安定感が上がった!!
  • 展開の幅ができ、誘発貫通力が上がった!!

というところが伝わっていれば幸いです。

今回の内容はところどころ少し深めに解説している部分もありますが、全体的には紹介程度の内容になっています。

近いうちに「ジャンドで勝つ為に考えること」という名前で今回の続きのような、より実践的な内容のブログも書こうかなと考えています。

元々使っている人はもちろん、今回このブログで興味を持ってくれたりした人にも分かりやすい内容を意識して書こうと思っているのでまたよろしくお願いいたします。

 

筆者のTwitterも貼っておくのでもし質問やアドバイス等あればそちらでもお気軽にお願いいたします。

ではまたいずれ。

 

 

https://twitter.com/yuhearts_6313?s=09