遊心論

明日を夢見る人間信者

イゾルデ型ジャンド(剛炎イヴ採用型)について

お久しぶりです。遊心です。
前回の記事から2か月ぶりのようです。
初めましての方もいるかもしれないので改めて簡単に自己紹介を。
前回の記事にもあるようにシンクロダーク(2019版)を使用していた者です。
とにかくコズミックブレイザードラゴンが好きでシンクロが大好きな人間です。

今回は、ジャンクドッペルで店舗代表を勝ち抜くことができたので、現在使用しているジャンドについての紹介です。
店舗代表戦の大会レポでも書こうかとも考えたのですが正直すでに記憶が薄れてきているので今回は見送ります。

さて、今回話すのは以下の通りです。

TOPIC

1. 剛炎イヴギミック

2. 現在の構築

3. 強み弱み

では、1から順番に見ていきましょう。

1.剛炎イヴギミック*

まずはじめに、私が現在使用している構築のメインギミックに関して紹介します。
タイトルにある通りイゾルデ型と呼ばれるタイプの構築を使用しているのですが、イゾルデ自体は前回の記事のシンクロダークでも採用していました。
では、シンクロダークとどのように違うのでしょうか。

その鍵となるのが次の2枚のカードです。

  • 星杯の神子イヴ
  • 剛炎の剣士


まずはイヴから見てみましょう。
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S召喚時に星遺物カードをサーチする効果と、S召喚されたこのカードが墓地に送られると、デッキ墓地から星杯モンスターを出す効果を持っています。
ガンドラワンキルなどにも採用されていたりするため、ご存知の方も多いかもしれません。
私の構築では、星遺物を継ぐものをサーチします。
基本ルートでこのカードが絡むこともあるため非常に重要ではありますが、温存出来たときに誘発貫通札として使用できるのも非常に強いです。
また、星杯モンスターは星杯に誘われし者を出します。
どちらの効果も重要なのですが、着目するのは誘われし者です。
星杯モンスターの中で唯一の戦士族モンスターです。
ゾルデの素材その1ですね。


次に剛炎の剣士です。
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このカードの重要なポイントは2つあります。
1つは素材の条件。
なんと緩い条件なのでしょうか。
トークンも素材にできるのが評価高いです。
もう1つは種族です。
戦士族、そうイゾルデの素材その2です。

シンクロダークと比較してみたときに、イゾルデの素材をエクストラデッキから用意できるのがこの構築の強みの一つです。
実際にこれらのカードを使用したルートが↓になります。

このギミックを使用した場合の初動条件は
「イヴ+モンスター」
です。
モンスターであればトークンでもリンクでもなんでもいいです。
動画のように、サイバースガジェットは非常に相性がいいです。
それではこのギミックを使用した現在の構築について見ていきましょう。

2.現在の構築*

まずは現在の構築を画像で見てみましょう。

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こちらが店舗代表戦で優勝することができた構築になります。
誘発の枚数がシンクロダークと比べて多めに採用できています。
マイニング+☆1チューナーのルートの関係もあり、エフェクトヴェーラーは最も相性のいい誘発ですので3枚採用です。

いくつか珍しいカードをピックアップしてみます。

ジャンドへの採用は少し珍しい終末の騎士。
増援+ドッペルなどで動けるように採用。戦士族であるため、イゾルデのサーチ効果で手札コスト要因にもなったりします。

キャシーイヴL2
このカードなんの為に入ってるんだと思う方もいるかもしれません。
効果は自分の場のモンスターのレベルを2下げて手札から特殊召喚。場のモンスターの数を増やしたり、トリシューラなどの高レベルをΩなどのシンクロ素材としたりできるようになります。また、自身のレベルは2であるため天輪の蘇生対象。
マイニングの選択肢として入れておくとかなり便利です。

ドットスケーパー
サイバースはジャンド新規候補と言われることがあるのはこいつのせいかも?
1体で☆1非チューナー2体分の仕事をしてくれます。
ワンフォーワンで出す先として非常に便利です。

執念の剣
以前はこの枠にDDRを採用していたのですが、DDRがジャンドと相性がいいわけでもなく、誘発貫通札としても弱かったので事故回避につながるカードとして採用しました。
ゾルデでドッペルを呼び出すためにはデッキに装備が2枚必要です。
調律などで装備が落ちて破産...という事態を避けるなどで便利でした。


サイドデッキに関しても少し触れたいと思います。

パンクラ・・・後手で優秀な汎用カード。被り弱いので1枚採用。
システムダウン・・・最近流行りのオルフェにとてもよく効きます。ついでにサイバーなども見れる。
虚無、勅命・・・先攻札。サイチェン後はバック除去を抜いたりしてくれることが多く、引けたらかなり効きます。
ウェーブフォース・・・個人的なお気に入りカード。今の構築はサーチカードが多いため、サンドラがきついのでサンドラ意識で入れてます。捲り札としても強力。
拮抗・・・バック除去兼後手捲り札。
リブート・・・特に意識しているのは魔鍾洞。撃ったらワンキルしましょう。

以上が構築についての解説です。
他にも気になったカードがあればツイッターの方で聞いてください。
質問箱も置いてますのでそちらもどうぞ。

3.強み弱み*

最後にこのデッキの強みと弱みを見ていきたいと思います。

・強み

  • ゾルデによりドッペルをデッキから出せる。

今のジャンドはドッペルに依存している要素が強いということは前回の記事でも触れました。ですので、そのドッペルが展開に加わるかどうかは非常に重要です。
ゾルデ型の明確な強みです。

  • イヴで蘇生札をサーチできる。

ギミック紹介でも述べましたが、イヴの効果で継ぐものをサーチできます。
蘇生札は誘発貫通札として強力です。それをサーチできるのは強みと言えるでしょう。

  • チューナーのみ、非チューナーのみでも展開できることがある。

このデッキはシンクロデッキです。シンクロ召喚には必ずチューナーと非チューナーの両方が必要です。
しかし、限定的な手札になりますが、チューナーのみあるいは非チューナーのみでも展開できることがあります。
剛炎の剣士が戦士確保手段として優秀です。


・弱み

  • 素引きしたくないカードが多い。

装備3種、誘われし者、継ぐもの、シラユキなど素引きしたくないカードが多いため、手札事故もそれなりの頻度で起こります。

  • エクストラ枠の圧迫。

イヴ、剛炎の採用により、ヴァレルソードやサベージなどのモンスターを採用できていません。
これらを採用できればより戦いやすくなると思います。

  • サーチカード頼りな部分もあり環境的に少し向かい風

マイニングが手札コスト込みでかなり重要なカードとなっているので、サンドラが少し増えつつある現環境では向かい風です。

じつは、この構築使い始めるまでは剛炎の剣士というマーカー要員にもならないただの経由モンスターなんて採用したくないという気持ちがありました。
しかし、シンクロダークに絶望して気分を変えるために適当に組んでみたこの構築が案外戦えることに気づき、食わず嫌いよくないなと思うようになりました。
チューナーのみでの展開をしているときなんかはサモソを彷彿とさせるような動きにもなったりして今ではかなり評価が変わりました。
また、イヴに関しては蘇生札である継ぐものをサーチできるのが本当に強いです。非チューナーとチューナーどちらかは維持しやすいため誘発貫通力は本当に高いように思います。
メリットばかり注目しましたが、もちろんデメリットにも目を向けなければなりません。
特に事故に関してはとても少ないとは言えません。他の型と比べると高くなってしまうと思います。
使ってみるまで良い点も悪い点もなかなか見えないと思うので、興味を持たれた方はぜひ実際に組んでみて回してほしいと思います。

それでは、今回はこのあたりで終わります。
次回は大会レポなど書けたらなと思っていますが書くかわかりません。
次回がもしあればまたよろしくお願いします。